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きっかけは「ぬる燗」だった

父は元々大層な酒飲みでして、ここ数年量は減ったものの、毎晩晩酌をしていました。

普段は焼酎をお湯やお茶で割ったものを飲んでいますが、
お正月だけは特別に購入した日本酒を熱燗で呑むのがいつもの風景です。
燗をつけるのは母か私の役目。

今年の元旦は母はいませんでした。
私もバタバタしていました。
なので、年明けの「一杯」は、冷たいまま呑んでいたのです。

一升瓶を開けたので、まだ瓶の半分くらい残っています。
2日の朝に、「まだ残ってるよ?呑むなら出そうか?」って聞いたところ、
「いや、そのままにしといてくれ」って言うからそのまま台所のテーブルの上に。
2日の夜は、私が鍋で「ぬる燗」を2本だけつけて出しました。
 
ところが、3日の夜に父はこう言ってきたのです。

「酒の、、、燗のつけかたを教えて貰えないか?ぬる燗でいいんだけど。」

お? これはチャンス?

母や私が燗を付けるときは、鍋にお湯を沸かしてその中にお銚子をつけるやり方。
でも、今の父に火を使わせることには若干抵抗があります。
(なんせ、ガス使うのに「マッチは要るのか?」って聞いた人です。いつ時代?)

「おとーさん、これねー、電子レンジ。これ使おう。教えるから。」
「ここ、この真ん中にお銚子置いて、そうそう。でココ(取説見ながら)、お酒はだいたい○○秒とか書いてるから、このダイヤル回して、、、、そうそう、で、これがスタートボタン、ぽちっと押して。そうだよー。」

齢80半ばにして初電子レンジ。
使うたびに根気よく教えて、手順書いたメモも貼って、取説もぶら下げて。
一応、お酒とおにぎりの欄にはマジックで○書いた。
幸いにして、弟が母のために購入した電子レンジはお皿の部分が回転しないもの。
前のはよく途中でお銚子倒れてたもんねー、、、、だけどこれなら大丈夫。


さて、なんとなく電子レンジを使えるようになった父。
その後はコンビニのおにぎりもパンも「レンジでチン」して食べるようになってました。

※生卵ダメとか缶詰は開けてからとか、そのへんの注意事項もマジックで書いて貼ってみました。

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