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人生初の救急車

電話は父からでした。

「母さんが外の階段から落ちて動けなくなったところを、
裏のSさん一家が玄関まで運んでくれたんだが、
玄関に転がったまま動けないようなんだ。すまんが直ぐに帰ってきてくれないだろうか。」



実家の敷地を出るとすぐ横が河川敷の土手になります。
この家を建てて越してきた15年ほどまえ、父が頼んで設置した木の階段。

長年の雨風雪ですっかり木も腐って傷んでいるので、
危険だから使用しないでおこう、、、、と、父も母も弟も話していたそうなんですね。

なのにこの日母は何を思ったか、この梯子状の階段に積もった雪を払おうとしたらしいのです。
しかも、「ちょっと物置に」行くつもりで履いた「つっかけサンダル」のまま。
後ろ向きに雪を払いながら降りていたところに足を滑らせ、落ちたところへ木の縁にしこたま足をぶつけた模様。

恥ずかしいからと大声で助けを呼ぶこともせず、雪の中に小一時間座ったままでいたそうな。
結局、近所のご主人が見つけて下さり、ご家族がブルーシートを担架代わりにして玄関まで運んでくださったとか。

このとき私と弟は外出中、家にいた父は「母さんどこへ行ったんだ?」くらいにしか思ってなかった様子。


競歩の速度で実家に戻ると、確かに母が玄関に転がったまま。
どこが痛いのか、脊髄はどうか、頭はどうなのか、素人の頭で出来るだけ状態を確認しますが、なんせ足(膝の上で太腿の中間くらい)を動かせないくらい痛いと言うし、
落ちた時に足の向きが変だったとか言ってる。

自力でタクシーには乗れないだろう。
せめて着替えたい(無理)とか、折れてないとかゴネまくる母を説得し
ついに119番です。

まさか、こんな日が来ようとはね。

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